KOUJIN SUGAHARA MUSEUM 菅原洸人オンライン美術館
 
 
菅原洸人オンライン美術館

パリの蚤の市

このページには売り手を描いた作品を集めてみました。引き続き伯父の日記に蚤の市案内をしてもらうことにします。

伯父の日記「初冬パリ日記」から(1991年)

「・・・今日はメトロをシャンゼリゼで乗り換えて、バンブーの蚤の市へ。昼になったら終わりらしく店じまいしているのが多い。ここは大きな傘や天幕を張って店開きをする。昔ながらの素朴な形の市だ。商人は皆バンの車で来て、その前で店を出すのである。小雨が降り始めたので帰る。・・・」(10月19日)

「・・・早めに昼食してクリニャンクールの蚤の市へ。何か土産になる物があればとあちこち見て回るが徒労におわる。でも3枚スケッチする。手ぶらでは帰らん。・・・」(11月25日)

伯父の日記「パリの呟き」から(1992年)

「・・・午後クリニャンクールの蚤の市へ。黒人アラブ人に白人、東洋人と人種の見本市のような混雑の中を奥の方へ。(中略)庶民や観光客目当ての所も多く、端の方には文字通りのボロ市まで何でもある。店番や歩いている人々も絵になるので、いつも週1回取材にくるのだ。・・・」(5月10日)

「・・・午後モントイユの蚤の市へ。相変わらずのすごい人出だ。アラブやアフリカの人々の流れに乗って歩かねばならない。入口と奥の方はボロ市で2、3足の古靴をならべたり自転車のペダルのこわれたのや片手のない人形など、なんとも気の知れない商売風景だ。・・・」(5月31日)

「・・・クリニャンクールの蚤の市の店番をしているムッシュやマダムを取材する。それぞれに個性のある人が多い。天気もいいし日曜日で超人出で混雑している。端っこのボロ市の出店も去年よりまた増えたようだ。ペンチなど古道具を2、3点ならべている人やこわれたオモチャの自動車と汚れたコーヒーカップと大きなスプーンに子供の古靴などならべてのんびりと昼飯のパンをかじっているムッシュもいる。・・・」(6月7日)

「・・・クリニャンクールの蚤の市へ。メトロの終点ちかくになると車内も顔ぶれもアラブやアフリカ系が多くなる。金ピカの家具をならべている通りや庶民の家財道具の店が並んでいる所もあり、昔のフランス人の生活がわかって面白い。黒人の店には祭りに使う木彫の仮面や動物の彫り物や皮製品など天幕の下に所狭しとならんでいる。時々取材に行くので顔を覚えたか『オー』などと声をかけてくれる黒人のムッシュもいた。・・・」(6月14日)

作品ページもくじ

パリのカフェ1
パリのカフェ2
パリのカフェ3
パリのバー etc.
パリのクレープ屋
パリの八百屋と屋台の焼栗屋
パリの花屋
パリの雑貨屋と衣料品店
パリの靴屋
パリの酒屋 etc.
パリの骨董屋と蚤の市
パリの蚤の市
パリのメトロと広告のある壁(準備中)
パリの街角1(準備中)
パリの街角2(準備中)
パリの下町(準備中)
モンマルトル界隈1(準備中)
モンマルトル界隈2(準備中)